東京藝大 保存科学研究室の紹介

文化財測定学研究室、美術工芸材料学研究室第1研究室・第2研究室の3つの研究室から構成されています。学生は研究内容に応じて各研究室に所属します。

令和6年度のメンバーは以下のとおりです。

    ■文化財測定学研究室■     

  • 塚田全彦(教授)[専門:保存環境、色材の劣化・分析、有機物]
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  • 小椋聡子(非常勤講師)[専門:制作技法、金属工芸]
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  • 佐藤萌(非常勤講師)[専門:染織品保存修復]
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  • 末森薫(非常勤講師)[専門:文化財科学、博物館資料保存、壁画]
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  • 学生:博士3年2名、博士1年1名、修士2年2名、修士1年2名

  • ■美術工芸材料学 第1研究室■

  • 田中眞奈子(准教授)[専門:文化財材料学(主に金属や顔料など無機物)、伝統技法]
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  • 青木大空(非常勤講師)[専門:結晶学、物理解析(主に電子顕微鏡法)]
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  • 村串まどか(インストラクター)[専門:分析化学、考古化学]
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  • 学生:修士1年3名

  • ■美術工芸材料学 第2研究室■

  • 貴田啓子(准教授)[専門:紙の劣化、文化財科学]
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  • 勝亦京子(非常勤講師)[専門:木材化学、製紙科学]
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  • 蔵品真理(非常勤講師)[専門:分析化学、有機化学]
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  • 学生:博士2年2名、博士1年1名、修士2年1名、交換留学生(国立台湾師範大学)1名

  • ■客員研究員■

  • 王卓(敦煌研究院)
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    ■教育研究助手■

  • 川嵜遊[専門:彫金技法、金属造形]
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  • 三野有香子[専門:瀬戸内海地域の景観、パブリックアート、博物館教育]

保存科学研究室 卒業後の進路について

卒業した後、文化財に関わる仕事に就きたいと希望する学生は多くいますが、実情として、文化財分野全体として常勤職は多くはありません。そんな中、非常勤職員として活躍する卒業生も多くいますが、ここには研究室の卒業生で、常勤職として勤めている人数を示します(2021年時点)。

また、これまでの卒業生の文化財系の就職実績(常勤職のみ)を以下のリストに示します(順不同、2023年10月現在)。

    ■文化財研究所・美術館・博物館・図書館■

  • 東京文化財研究所、奈良文化財研究所、東京国立博物館、京都国立博物館、九州国立博物館、国立西洋美術館、国立文化財機構 文化財活用センター、国立歴史民俗博物館、国立国会図書館、宮内庁正倉院事務所、東京都江戸東京博物館、愛知県美術館、東北歴史博物館(宮城県博)、福島県立博物館、山梨県立博物館、愛知県陶磁資料館、三重県総合博物館、北海道博物館、葛飾区郷土と天文の博物館、熊本博物館、田川市石炭・歴史博物館、奥田元宋・小由女美術館、戸栗美術館、三康図書館、日本陶磁協会、刀剣博物館
  • ■大学・教育機関■

  • 東京学芸大学、東北大学、東北芸術工科大学、鳴門教育大学、帝京大学文化財研究所、別府大学、東京農工大学、高知大学、京都市立芸術大学、 筑波大学、京都美術工芸大学、東京藝術大学、奈良大学、昭和女子大学、東洋美術学校
  • ■埋蔵文化財センター■

  • 滋賀県埋蔵文化財センター、千葉県埋蔵文化財センター、新潟県埋蔵文化財センター、宮崎県埋蔵文化財センター
  • ■修復工房等■

  • 絵画保存研究所、元興寺文化財研究所、国宝修理装潢師連盟、紙本修復家、修復研究所21、伝世舎、半田九清堂、文化財保存、森絵画保存修復工房
  • ■海外■

  • 韓国大統領府、韓国国立文化財研究所、韓国伝統文化大学校、韓国国立現代美術館、韓国国立中央博物館、韓国国立加耶文化財研究所
  • 中国文物研究所、中国復旦大学、中国国家図書館、中国国立故宮博物院、敦煌研究院、広州美術学院
  • 国立台湾師範大学、国立台南芸術大学
  • ボストン美術館、メトロポリタン美術館、シアトル美術館、ケンブリッジ・コンソーシアム